パイロットと搭乗員のために作られた、ブライトリング・エマージェンシーは、121.5MHzの国際航空遭難信号周波数で信号を発する超小型発信器を内蔵した計器時計です。エマージェンシーは、航空機が墜落後や不時着後に救助隊を誘導するための信号を発信し続けます。つまり、航空機本体に装備された遭難信号発信器を保管する役目を果たす計器なのです。発信器は、保護キャップのねじをはずして、アンテナをいっぱいまで引き出すことによって作動します。その後、48時間にわたって信号を発信し続けます。捜索機が高度6,000メートルを飛行していると仮定すると、平地や穏やかな海上では約160キロメートル(100マイル)の範囲に信号が届きます。